期待値とは、ある試行を行ったとき、
その結果として得られる数値の平均値のことです。
例えば、1等:10000円が1枚、2等:5000円が5枚、3等:1000円が10枚
ハズレの宝くじが84枚、合計100枚の宝くじがあるとします。
この宝くじの1枚の値段が400円の場合、くじを買うのは、損・得どちらになるでしょう?
その答えは、期待値を計算してみれば分かります。
それぞれの確率は、1等=1/100、2等=5/100、3等=10/100なので
宝くじ1枚当たりの期待値は・・・
10000円×1/100+5000×5/100+1000×10/100=450円(112.5%)となり、
宝くじ1枚が400円であれば、1枚買うごとに50円得する計算になります。
ちなみに、この場合、宝くじ1枚が450円であればトントン、
451円以上であれば損する計算です。
基本的にギャンブルは「客側が使う金額>その時の期待値」と
設定されているため、胴元(店側)が儲かるようになっています。
しかし、一部のギャンブルでは
「客側が使う金額<その時の期待値」となる勝負が可能です。
そういう勝負を継続できるのであれば
「ギャンブルで稼げる」というのは、もはや理論上当たり前・・・
現実でも間違いなく稼ぎが付いてくることでしょう。
実際、プロと呼ばれる人達は、「客側が使う金額<その時の期待値」となる勝負を
常に探し求めており、期待値がプラスの勝負を数多くこなすことで稼ぎを出しています。
このように期待値を意識することは、
ギャンブルをする上でとても重要なことです。