あるギャンブルの賭け金に対して、
客側に払い戻される割合を還元率と呼びます。
また、あるギャンブルの賭け金に対して、
どれだけの手数料がとられるか示す割合を控除率と呼びます。
2つの関係は以下の式の通り・・・
還元率+控除率=100%
つまり、還元率と控除率は表裏一体であり
一方が高くなれば、もう一方が低くなります。
それらの割合はギャンブルによって異なり
還元率が高い(控除率が低い)ギャンブルの方が
ギャンブラーにとって、より有利な勝負を展開できると言えるでしょう。
(例)
技術介入性及び知識介入性が全く無い
還元率80%で控除率20%のギャンブルがあったとして
そのギャンブルに100人が10,000万円を賭けたとします。
すると、総賭け金は100万円・・・
この場合、20万円は胴元(店側)の売上となり、
残りの80万円は客側に還元されます。
具体的に言うと、20万円は胴元の給料や公共料金等の運営費用となり、
残った80万円を参加した客同士が取り合う形になります。
そして、その結果によって勝ち負けが決まり
明暗が分かれるのがギャンブルというもの・・・
誰かが大勝ちすれば、その分他の客にしわ寄せがくる、
まさに宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」の様な世界です。