競馬、競艇、競輪、オートレース、宝くじ、パチンコ、スロット、麻雀等々・・・
現在の日本には多種多様なギャンブルが存在しますが
技術と知識次第で勝てるものもあれば、どう足掻いても
勝てないものまで様々です。
そんな様々なギャンブルで稼ぐ事は本当に可能なのか!?
この部分に焦点を当てて考えていきたいと思います。
今回は「麻雀」について
麻雀は、4人のプレイヤーで卓を囲み、34種136枚ある
牌をやり取りして、役の完成を目指す中国発祥のゲームです。
基本的に揃えるのが難しい役ほど、得点が高く設定されており
最終的に保有している得点が多い者がゲームの勝者となります。
麻雀の控除率と還元率は、麻雀に興じる場所で変動するほか
賭ける金額(レート)によっても割合が変わってきます。
①雀荘で麻雀に興じる場合
雀荘で麻雀に興じる場合には、場所代が必要であり
料金形態は様々ですが、大体1人あたり1時間400円
前後が相場の模様です。(ドリンク料金等を除く)
この場所代が他のギャンブルで言う控除率に該当し
当然、場所代が安い店ほど控除率が低く、還元率が
高いということになります。
また、レートに関わらず場所代が変動しないのであれば
レートが高いほど、収支に占める場所代の割合が小さくなり
控除率は低くなっていきます。
これらの要素に加えて、収支がゲーム終了まで分からないため、
麻雀の控除率と還元率は、一概に計算することができません。
②個々人で麻雀に興じる場合
自分の家や友人の家等で麻雀に興じる場合は
場所代が不要なので、控除されるものがありません。
控除率0%の還元率100%です。
麻雀は、ルールが複雑であり
覚える事が非常に多いゲームです。
その分、他プレイヤーと知識量で差をつけ易いため
知識介入性が極めて高いゲーム性であると言えます。
当然、麻雀をよく理解していないプレイヤーよりも
麻雀をよく知っているプレイヤーの方が断然有利に
ゲームを展開することが可能です。
和了(上がり)確率を高める待ちの作り方や
場の状況によっては振り込みを完全回避できる防御術、
他プレイヤーの捨て牌から待ち牌を読む技術等々・・・
麻雀には、ゲームを有利に進めるために役立つ
多種多様な技術・戦術が数多く存在します。
それらの中には、絶大な効果を誇る技術も多いため
麻雀の技術介入性は極めて高いと言えるでしょう。
これまでに説明した通り、麻雀は知識介入性、技術介入性が
非常に高く、プレイヤー間の力量の差が顕著に表れるゲームです。
麻雀の控除率は、環境等によって変わるので一概に言えませんが
一般的な料金(1時間400円程度)・レート(1000点50~100円)
で考えれば、控除率に当たる数値を知識と技術でカバーすることが
十分可能な範囲に収まると考えられます。
一言で言えば、一般的な控除率が低く、攻略要素が豊富ということ。
低い控除率に加えて、その攻略性の高さから、控除率という
マイナス要素を打ち破り易く、プレイヤーの力量によっては
期待値(還元率)が100%を超える様な勝負も可能になるのです。
従って、雀荘での麻雀は、腕次第で
稼げるギャンブルであると言えるでしょう。
それは、プロが多数存在している事からも窺い知る事ができます。
(大会賞金や雑誌の連載等で稼いでいる方も多いですが・・・)
あまりに低レート(1000点20円以下)になると、勝者の収支を
場所代にかかる費用が上回ってしまう可能性が高まるので注意!!
(1位でも還元率が100%未満になる可能性がある)
麻雀に興じる4人の勝ち負けの合計が0となる訳ですから、
全員が負け組になる可能性は絶対にありません。
勝ち組と負け組にハッキリと別れます。
控除されるものが一切ない個々人宅での麻雀は
他プレイヤーよりも実力で勝ることができれば
稼げるギャンブルであると言えるでしょう。
麻雀で勝つために必要なのは何と言っても実力!!
少ない対戦数であれば、運が勝負を分けることもありますが
長い目で見れば、確実に実力が物を言う弱肉強食の世界です。
実力次第で稼げるギャンブルである麻雀ですが
ご存じの方も多い通り、実際には「賭け麻雀」は
違法行為に該当します。
現状では、一般的にレートの低い賭け麻雀は
警察も黙認している傾向にあるようですが
もし摘発されれば、罰則が科せられるという
ことを忘れてはなりません。
(罰則)
・50万円以下の罰金又は科料
・常習性が認められれば3年以下の懲役
・場を提供し利益を図ると3ヶ月以上5年以下の懲役
もちろん、麻雀自体は合法ですし、麻雀の大会等で
賞金を稼ぐのは法律的に何の問題もありません。
アマチュアでも参加できる大会もあって、
優勝賞金は100万円を超えるものも存在します。
我こそはという人は腕を磨いて挑戦してみてはどうでしょうか。
賭け麻雀は違法という扱いにも拘わらず
収入に税金がかかるというのは、おかしな話ですが・・・
麻雀で得た収入は「一時所得」に該当し、一時所得から
一時所得を得るために要した支出額を引いた金額の合計が
年間を通して50万円を超える場合は課税対象となります。
一般的に負けたゲームに要した費用は、一時所得を
得るために要した支出額と認められないので注意!!