ポイントサイトにて案件を利用する際には
注意しなければならない事がいくつかあります。
手順を間違うと、「せっかく案件を利用したのに
ポイントが貰えない」なんて事にもなりかねません。
あとで泣きを見ないためにも
「ポイントサイトがポイントサイトの経由を判断する仕組み」と
「基本的な手順」を、しっかりと押さえておきましょう。
▼基本事項
▲基本事項
ポイントサイトで案件を利用して
ポイントを貰おうとする場合・・・
①必ずポイントサイトの広告を経由する
②各案件の「ポイント獲得条件」をよく確認する
③不明な点があれば、利用前に問い合わせる
この3つが基本中の基本であり、鉄則です。
▼cookieと経由を判断する仕組みについて
▲cookieと経由を判断する仕組みについて
これから「経由を判断する仕組み」を理解する上で
先ず始めに覚えなくてはならないのが
「cookie」というファイルの存在と、その役割について。
「cookie」とは、甘くて美味しいクッキーとは全くの別物で
簡単に言えば、ウェブサイトを見た人の行動履歴や
入力したデータ等の情報を記録・保存するものです。
例えば、ポイントサイトへログインする時、既にIDとパスワードが入力されていたり
コメントを書き込む際に、既に名前やURLが入力されていた経験はないでしょうか?
それは、Cookieの効果であり
Cookieが保存している情報を読み出しているのです。
そして、多くのポイントサイトでは、この「Cookie」を使って
そのユーザーがサイトを経由したかどうかを判断しています。
つまり、パソコンの設定で「Cookie」が無効になっていると
案件を利用しても、絶対にポイントは付与されません。
始めて案件を利用する際には、必ず設定を確認するようにしましょう。
▼cookieが重複すると・・・
▲cookieが重複すると・・・
例えば、「ポイントサイトA」と
「ポイントサイトB」の2サイトに登録していたとして
両方のサイトの「cookie」が残っている状態で案件を利用すると
両サイトで、その案件に対して「判定中」になることがあります。
両方とも有効になれば良いですが、当然そんなことはなく・・・
この場合、順番に関係なく、サイトAでポイントを貰いたかったのに
サイトBでポイントが付いてしまうといった事態が起こり得ます。
これは、ポイントサイト間のみで発生する現象ではなく
もし、同じアフィリエイト広告を貼っているブログXを見て
そのサイトの「cookie」が残っていたら
ポイントサイトを経由して案件を利用したつもりが
ブログXを経由したことになってしまうケースもあるのです。
これを完全に回避するには、案件利用前に
一度「cookie」を削除する必要があります。
▼複数の商品を購入する際の注意点
▲複数の商品を購入する際の注意点
ポイントサイト経由でネットショッピングの際
同じ商品を一度に複数購入するのは問題ありませんが
複数回に分けて購入したり、複数の種類の商品を購入した場合
最初の1商品だけしか、経由したことにならないケースがあります。
これを回避するには、都度ポイントサイトの広告を踏んで商品を購入するか
購入する商品すべてをカートに入れた後、ポイントサイトを経由して
ネットショップを訪れ、すぐに決済を完了するのが望ましいです。
▼その他の注意点
▲その他の注意点
ポイントサイトから広告主のサイトへ移動後
長時間経過した場合や、いくつものページを移動した場合は
登録・発注前に、再度広告を踏み直した方が無難です。
▼証拠は残しておこう
▲証拠は残しておこう
判定が無効になってしまった場合でも
証拠を揃えてポイントサイトに訴えかければ
判定が覆ることもあるかもしれません。
案件利用後、広告主側から送信される購入完了メール等は
ポイントが有効になるまで大切に保管しておきましょう。
なお、詳細は次々項で説明しますが、”ポイントについて
広告主に直接問い合わせる行為”は”禁止”されていますのでご注意を・・・
▼何だかんだ言いましたが・・・
▲何だかんだ言いましたが・・・
何だかんだ言いましたが、実際は特に対策を講じなかった場合でも
「ポイントが付かなかった」という経験は殆どありません。
しかし、万が一ということもあるため
やはり、高額ポイントがかかっている案件を利用する際や
高い買い物をする際など、ここぞという場面では万全を期した方が良いでしょう。
▼御法度
▲御法度
”ポイントに関する問い合わせ”を広告主に直接行うのは御法度です。
このルールを破ると、強制退会処分等のキツイ仕置きを受ける恐れがあります。
会社勤めの方は、よく分かると思うのですが・・・
偶然とある場所に、とある製品のメーカーの人、
販売店の人、客が一堂に会したとします。
客は卸値を知りません。
1製品あたり、どれぐらいの利益が出ているのか気になって
メーカーの方に直接卸値を訪ねてみます。
しかし、メーカーの人は口が裂けても卸値を言えません。
販売店によっては、いくらで販売しているか分からないからです。
場合によっては、販売店に恥をかかせる可能性があるし
卸値を暴露すると販売店様の商売がやり辛くなる・・・
自分の所の商品を売ってくれている販売店様に
そんな粗相は言語道断!!無理です・・・立場上できません。
御法度の理由は、これによく似ています。
ちなみに・・・
記事:ポイントサイトの仕組みでは、分かり易くするために
あえて触れませんでしたが、実はスポンサー企業とポイントサイトの間に
もう1社「アフィリエイトサービス提供会社(ASP)」が噛んでいます。
問い合わせは「ユーザー」⇒「ポイントサイト」⇒「ASP」⇒「広告主」へ・・・
逆に回答は「広告主」⇒「ASP」⇒「ポイントサイト」⇒「ユーザー」へ・・・
実に回りくどいですが、これが日本社会のルールなのです。
また、有効無効の判定は「アフィリエイトサービス提供会社」が行っており
広告主は判定理由を全く知らない可能性もあります。
ですので、強制退会処分覚悟で、直接問い合わせたとしても
判定が覆るような大きな成果は上がらないと思います。
やめておいた方が無難です。