競馬、競艇、競輪、オートレース、宝くじ、パチンコ、スロット、麻雀等々・・・
現在の日本には多種多様なギャンブルが存在しますが
技術と知識次第で勝てるものもあれば、どう足掻いても
勝てないものまで様々です。
そんな様々なギャンブルで稼ぐ事は本当に可能なのか!?
この部分に焦点を当てて考えていきたいと思います。
今回は「競艇」について
競艇は、ボートを操縦するボートレーサーによって競われる
競走競技であり、且つ、その着順を予想して楽しむ日本公認
ギャンブルの1つです。
基本的に6艇で競われる競技であり、これは公営競技の中で
最も少ない出走数であるため、他の公営ギャンブルと比べて
着順を的中できる確率が最も高いといった特長があります。
競艇の還元率は75%、控除率は25%です。
簡単に言えば、舟券の総売り上げの75%を
当選金として当選者へ支払い、残りの25%が
売り手(主催者)の収益になるということ。
この収益から、競艇開催のために必要な賞金等の
経費含め、競艇を維持するための費用を捻出しています。
2011/05/22に「徳山PRIDE CUP」で出た
3連単682,760円が現在の最高払戻金額です。
ちなみに、競艇の3連単の組み合わせは全部で
120通りですから、その当選確率は1/120・・・
(競馬の3連単の当選確率は18頭出走時だと1/4869)
金額だけで言えば、競馬等と比べて夢が無いように
見えますが、その分、当選確率は高いです。
逆に言えば、当たり易い分、高配当が出難い傾向にあります。
競艇は、スタート位置がインコースであるほど有利とされており
一番内側に位置する1コースの選手の勝つ確率が高い競技です。
この理由は、1コースの選手が最初のターンマークを1番手で
回る可能性が高く、一番最初にターンマークを回った選手が
その後のレースを断然有利に進められるからです。
ただ、注意が必要なのが、競艇のスタート&コース決めの
方法は特殊であり、艇番通りのコースでスタートするとは
限らないということ。
基本的に艇番通りのコース配置になることが殆どですが
1号艇が必ずしも1コースでスタートするとは限りません。
- 独特なスタート方法
- ピットアウトからスタートまで
- 競艇の魅力
競艇の性質上、インコーススタートが予想される選手、
且つ、レースに強い選手へ人気が集中するものです。
競艇は、人気のある(多く売れている)舟券ほど配当が低くく、
逆に人気のない(あまり売れていない)舟券ほど配当が高くなる
システムであり、高い配当を求めるのであれば、勝率が低いと
予想される組み合わせを選ばなければなりません。
このように競艇の配当金は、舟券の人気に反比例します。
そして、舟券の人気は、勝率を表しているとも言えるのです。
技術介入の余地は皆無ですが、データや選手の分析等、
知識介入の余地が若干あり、努力することで多少勝率を
上げることができます。
しかし、競艇の控除率は25%とあまりにも高く、その高い壁は
フル知識介入を試みたとしても、越えられるものではありません。
また、競艇の配当金が勝率と反比例する関係にあるシステムや
人間が船を操縦する事で起こる様々な不確定性等も相まって
競艇で勝ち続けることは、極めて困難であると言えるでしょう。
ネットで競艇関連の情報を探すと”絶対に儲かる!”といった
触れ込みの広告を見かけることがあると思いますが、”絶対”
なんて絶対に有り得ません。
考えてみて下さい。
仮に絶対に儲かる競艇の着順予想が存在するとして
その情報を広く発信すると何が起きるでしょうか?
情報を広めれば広めるほど、その予想のオッズがグングンと
下がってしまうことになり、「絶対に儲かる!!」ハズの情報が
全然儲からない情報と化してしまいます。
そもそも、そんな情報を持っているのであれば、その情報を
誰にも教えずに、自分で舟券を購入した方が儲かるワケで、
儲かっているのなら他人に予想を教える必要は一切ありません。
では、情報を発信する目的は何でしょうか?
彼等彼女等は、予想という情報を売って、利益を稼ぎたいのです。
これは逆に言えば、情報発信者自身が純粋な競艇の予想では儲ける
ことができていない裏返しであるとも言えます。
概ね「絶対に儲かる予想教えます」という話は嘘っぱちです。
お客様の声やコメントの自作自演、通帳画像の改変等々・・・
そういったものは、いくらでもサイト側で簡単に捏造できるので
安易に信じてしまわないようにご注意下さい。
競艇で得た収入は「一時所得」に該当し、一時所得から
一時所得を得るために要した支出額を引いた金額の合計が
年間を通して50万円を超える場合は課税対象となります。
一般的にハズレ舟券の購入費用は、一時所得を
得るために要した支出額と認められないので注意!!